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コラム足首を柔らかくする方法 前編

第17話足首を柔らかくする方法 前編

2019/09/5

再び足首の話です。その場でどのくらいヒールが上がるかを確かめてください。

●今、トウに高く上がれているのに、踊りの中でのライズがおかしければ、「足からではなく頭からライズしよう」と思えば、すっと綺麗なライズができるようになります。

●もし、ライズしてヒールが床からあまり離れていないなら、前出の「足首を意識してライズ!」を読み返しましょう。それで、ほぼ解決するかもしれません。

それでも解決しない人は、この先のおしゃべりにお付き合いください。



実は私も子供の頃から足首が硬く、中学、高校で走っていて、足首の返りが悪いのが気になっていました。大人になりダンスを始めてからも、当然その状態でしたから、

「もっとヒールを上げて」
と言われても、上がらないものは上がらないのです。

そうやって、生まれ育って60年目のある日、ひっくり返るような事件が起こりました。

2010年、当時関わっていたダンス雑誌の関係で、三軒茶屋の美容整体を訪問したときのことです。

経営者の先生が開発された理論「筋膜剥がし=筋膜の捻れを取る」体験で、脚部と腰を少しほぐしてもらい、診察台から下りて仰天しました。

なぜなら、信じられない程、高くトウに上がったのです。

「バレリーナみたい!!」

これが、驚いた家族の表現でした。



足首は、きっと柔らかくなる!
もっと、ライズできるようになる!






(第18話につづく)


出典:「社交ダンスがもっと好きになる魔法の言葉/第1章 体に関する11の話(第5話)足首を柔らかくする方法」