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2020/04/15
解剖学的に正しい動きの原理を知識として持っておく事はとても重要です。ダンスの基本形としては、脚部はボディの下に長くぶら下げておき、両膝を軽く緩めて両足ヒールをフロアにつけます。この形を便宜上“レベル0”と呼びましょう。ここから両膝が緩んでロアーした所が“レベル -1”で、スタンディング・フットのヒールはフロアに触れています! ここから“レベル +1”になるには、両膝を力まずに伸ばして“レベル0”になり、そこから両足ヒールがフロアから離れて“レベル +1”のライズになります。両膝が緩み、かつ、両足がトウという状態はあり得ないのです! この上なく踊りにくい形ですし、脚部にとっても健全ではありません。