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2019/09/5
再び足首の話です。その場でどのくらいヒールが上がるかを確かめてください。
●今、トウに高く上がれているのに、踊りの中でのライズがおかしければ、「足からではなく頭からライズしよう」と思えば、すっと綺麗なライズができるようになります。
●もし、ライズしてヒールが床からあまり離れていないなら、前出の「足首を意識してライズ!」を読み返しましょう。それで、ほぼ解決するかもしれません。
それでも解決しない人は、この先のおしゃべりにお付き合いください。
実は私も子供の頃から足首が硬く、中学、高校で走っていて、足首の返りが悪いのが気になっていました。大人になりダンスを始めてからも、当然その状態でしたから、
「もっとヒールを上げて」
と言われても、上がらないものは上がらないのです。
そうやって、生まれ育って60年目のある日、ひっくり返るような事件が起こりました。
2010年、当時関わっていたダンス雑誌の関係で、三軒茶屋の美容整体を訪問したときのことです。
経営者の先生が開発された理論「筋膜剥がし=筋膜の捻れを取る」体験で、脚部と腰を少しほぐしてもらい、診察台から下りて仰天しました。
なぜなら、信じられない程、高くトウに上がったのです。
「バレリーナみたい!!」
これが、驚いた家族の表現でした。
足首は、きっと柔らかくなる!
もっと、ライズできるようになる!