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コラム「与えるものそれはボディーと時間」

第3話「与えるものそれはボディーと時間」

2018/11/4

共感いただけることが多いようでどうやら好評の俺パー。これまで『俺』の立場から喋っておりましたが今日は女性の立場になって進めてみましょう。

そもそも女性は不思議なもので、何かしら問題に直面する際に愚痴を聞いてもらえるだけで解決しちゃう優れた点がございます。対して男はというと、解決策を提示して少しでも早く話を切り上げたい。パートナーの愚痴を聞いて居心地が悪くなればなるほどいち早く問題を解決してすっきりしたくなる。そうなると女性は、まだ聞いてほしいことがあるのにと不満が残るわけ。カップル組み立ての頃は何でも聞いてくれたのに・・・。あ、先月も言いましたね。

女性がブツブツ言うときは
「これじゃ踊れない」と感じるときですが、
男性の場合は「こげな小さなところ直したって何も変わらんばい?」
という心の葛藤の表れ。
また、男性が話を聞いてくれないとき
「あんたは何もわかってない」なんて言っていませんか?
この言い方では子ども扱いされたと勘違いしてしまいます。その上なんとか聞いてもらおうと声を荒げるとますますそっぽ向かれてしまいます。

そうなる前にですね、話を聞いてもらう準備が必要です。
「たいしたことじゃないんだけど聞いてもらっていい?」
と前置きをしてみてください。男性にとって耳が痛い内容ならなおさら。非難するつもりはないという意思表示が大事!
さらに話を聞いてくれたら笑顔でありがとうの一言。聞いてもらって当たり前という態度はとらないように注意しましょう。いや、難しいのはわかります。でも先に進むことと意地を張り通すこと、どっちが大事?これを繰り返すことによって彼はあなたのためにできることを自分から探すようになります。
なるでしょう。
いや、なったらいいなぁ。

女性は感情を吐き出しながら問題を解決しようとするのに対して、男性はじっくり物事を考える時間さえあれば、否定的な感情は薄まり問題を小さくすることができる人種だと思っていいです。討論をしている間というのは問題点を解決するよりも相手の言うことをいかに論破するかの方向に考えがちなので、争いが続くようなら問題解決の時間を与えるために勇気を持って練習を中断しましょう。

「5分ちょうだい」

これで良いのです。何も言わないでどこかに行ってしまうと相手にとっては
『逃げやがったアンニャロウ』
と取られて追いかけられるか、もしくは帰られるか、少なくとも事態は悪化するのみ。この5分で何をするか。女性は何も考えずお茶を飲むなり汗を拭くなり落ち着きましょう。男性はこの間にむくれながらも過去のレッスンを回想し、問題点を考察し始めます。休憩から帰ってきたらもう一度問題点をトライしてみてください。


男性は、女性は、と話を進めましたがもちろんこれは人それぞれです。男性的思考の女性がいればその逆もまた然り。一番大事なのは、相手だって上手になりたいと思ってやっているということを忘れないことです。

俺パー的教訓其の三

休憩は最大の促進剤。
相手に考える時間を与えるべし。