2022年6月11日(土)、獨協大学にて「第109回東部日本学生競技ダンス選手権大会」の1日目ラテン部門が開催されました。
東部(関東)ブロックの学生が競う本大会は、7/10(日)に行われる「第61回全日本学生選抜競技ダンス選手権大会」(夏の全国大会:通称「夏全」)への出場が決定する試合でもあります。
東部ブロックの参加は27団体(大学)で、Ⅰ部校とⅡ部校に区分されⅠ部校の団体は夏全に出場することができます。
Ⅱ部校の団体に所属する選手は準決勝に勝ち上がらないと夏全への切符が手に入りません。
それに加え、自分の所属する大学の中でカップルパートナーを組めない人が、他の大学で同じようにペアを組めない人と特例で組む“シャドー”カップルも、準決勝に勝ち上がらないと夏全には出場できないので、今回の試合はとても重要です。
コロナ禍のため観客は入れずに、出場選手だけで行われましたが、感染症対策のガイドラインの作成や、対策の徹底など、学生なりに工夫して大会を行いたいという思いが見えました。
ゆくゆくは一般客も入れて再び会場が賑わうことを切に願います。
今回チャチャチャの部とパソドブレの部でW優勝した村山・小原組にインタビューをさせていただきました。
「何か足りないね」…でもその「何か」ってなんだろうか
自分たちのこだわり
村山さん:審査員の方の目に入らなくて、踊れているのにチェックがもらえず上がれないことが多かったです。ここ最近はずっと外側に発散して“魅せに行く”というのを意識して練習してきました。
小原さん:「何か足りないね」って言われてきて、その「何か」っていったい何なんだろう? と二人で研究してきました。リーダーも言ったように、“魅せる”ダンスができるようこだわりをもって練習しました。
夏全への抱負
村山さん:今まで結果が思うように出なくて、長い間悩んできました。最近頑張ってきた結果が、どんどん結果が出るようになったので夏全はしっかり優勝だけを狙って精一杯頑張りたいと思います。
小原さん:自分たちにはまだまだ課題があって苦手なところもたくさんあるので、この課題に向き合いつつ、日々支えてくれるコーチや部員に感謝をして、夏全では絶対に一位を獲りたいと思います。
2人で課題を研究して練習してきた結果が結んだ優勝ですね。
今後の村山・小原組の活躍に期待です!
チャチャチャ・パソドブレドブレ<ラテン部門>
優勝 獨協大学 村山諒地・小原咲紀
ルンバ<ラテン部門>
優勝 シャドー(明治大学・日本女子大学)萩原匠・河合多恵
サンバ<ラテン部門>
優勝 電気通信大学 泰永圭吾・中山寧々
写真・文/立花真理子