2022年7月22日、公益社団法人日本ダンス議会(JDC)が東京・六本木にある「ARK HILLS CLUB」で、社交ダンス界初となるパーパス発表会を開催。当日は業界関係者だけでなく一般企業の関係者も集い、オープンな場で開かれました。
パーパスとは、組織運営における戦略や方針といった意味で使用されます。この会ではJDCが一団体として、パーパスの策定を行ない、世の中における団体の存在意義を発表しました。
JDCの楠潤一郎会長がプレゼンターとして登壇。パーパス策定における背景や必要性から始まり、パーパス策定プロジェクトチーム発足から策定までの道のりを交えながら発表が進行されました。
JDCの強みと世の中のニーズから、パーパスを支える3本の柱を「革新と発信」「オープンな環境」「エンターテインメント」に決定したと説明があり、そのあとにJDCパーパスが発表されました。
JDCパーパス発表後には、パネルディスカッションが行われ、パーパス策定の指導をしたSMO株式会社の代表・齊藤三希子氏がモデレーターとして、楠潤一郎会長、株式会社バルカーCEO 瀧澤 利一氏(JDCエグゼクティブアドバイザー)、瀬古薫希理事、森脇健司理事がパネリストとして登壇しました。
パネルディスカッションでは、パネリスト各々から、パーパスに込めた熱い想いが発表されました。
ダンス人口の減少や高齢化が業界全体の問題となるなか、革新的な理念・パーパスを掲げたJDCがどこまでダンス界を変革していくことができるのか。すでにパーパスを元にした組織内改革が多岐にわたり現在進行形で進められていますが、今後の活動から目が離せません。
なお、パーパス発表会の内容は、近日JDCのYouTubeチャンネルで公開予定です。皆さまもぜひチェックしてみてください。
JDC公式チャンネル(YouTube)
https://www.youtube.com/channel/UCoQToACy_WYhW8gVtRrNV-A