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ニュース8/23 JDC関東ダンス選手権<競技会レポート>

競技会 2020/08/27

8/23 JDC関東ダンス選手権<競技会レポート>

今年も浦和コミュニティセンターにて開催されたJDC関東ダンス選手権は、新型コロナウイルスの感染防止に配慮し、埼玉県との打ち合わせの元、様々な感染防止対策を講じた上で無観客の開催となりました。

関東ダンス選手権・プロラテン部門





今年の関東ダンス選手権は、中川智宏・毛利桃子組がプロラテン部門を制する結果となりました。困難な状況の中での出場について、インタビューに答えてくれました。

Q.優勝した今のお気持ちはいかがですか?
中川選手「正直悔しいですね。完全優勝といきたかったです(笑)」
※関東ダンス選手権は単科戦で、中川・毛利組はC/S/R/Pで1位だが、Jは箱田・田原組が1位

Q.このご時世で自粛期間もあり、生活も一変してしまったのではないかと思うのですが、現在、選手としてどのように過ごしていますか?
中川選手「緊急事態宣言が出された間は、勤めている早川ダンススクールの営業を自粛していました。その間でもオーナーから練習はしていて構わないと言ってもらえたので、今まで練習は変わらず続けることができました。本当に感謝しています」

Q.競技会の開催が見えない中で、どのようにモチベーションを保っていましたか?
毛利選手「大変なこともありますが、練習が自分たちの支えになったと思います。自分たちで小さな目標を掲げて、それをクリアすることがモチベーションになっていました」

Q.今後の展望……といってもなかなか難しいのでしょうが、何かファンの方に向けてメッセージはありますか?
毛利選手「どんな状況になっても頑張ります、ということだけです!」
中川選手「できれば、次はバルカーカップでお会いしたいですね!」



苦境の中でも、コツコツと練習を続けて素晴らしいダンスを披露してくれたお二人でした。どうか遠くない時期に、皆さんが応援できる機会がありますように!

準優勝の箱田・田原組



3位の奥野・高野組



個人結果


優勝 中川智宏・毛利桃子
(C:1位 S:1位 R:1位 P:1位 J:2位)
2位 箱田翔次郎・田原麻吏可(C:2位 S:2位 R:3位 P:3位 J:1位)
3位 奥野貴・高野恵
(C:3位 S:3位 R:2位 P:2位 J:3位)
4位 鮫口伸一郎・阿部里香子(C:4位 S:4位 R:4位 P:4位 J:4位)
5位 松岡佑紀・齋藤ひかる(C:5位 S:5位 R:5位 P:5位)
6位 小野孝明・小野恵美織(C:7位 R:6位 P:位 J:6位)
長谷川裕紀・綿引ゆり杏(C:6位 P:6位 J:5位)
須藤将史・徳永留果(C:S:6位 R:7位)

種目別結果


<チャチャチャの部>

優勝 中川智宏・毛利桃子
準優勝 箱田翔次郎・田原麻吏可
第3位 奥野貴・高野恵

第4位 鮫口伸一郎・阿部里香子

第5位 松岡佑紀・齋藤ひかる

第6位 長谷川裕紀・綿引ゆり杏
第7位 小野孝明・小野恵美織

<サンバの部
>
優勝 中川智宏・毛利桃子
準優勝 箱田翔次郎・田原麻吏可
第3位 奥野貴・高野恵

第4位 鮫口伸一郎・阿部里香子

第5位 松岡佑紀・齋藤ひかる

第6位 須藤将史・徳永留果

<ルンバの部>

優勝 中川智宏・毛利桃子
準優勝 奥野貴・高野恵
第3位 箱田翔次郎・田原麻吏可

第4位 鮫口伸一郎・阿部里香子

第5位 松岡佑紀・齋藤ひかる

第6位 小野孝明・小野恵美織
第7位 須藤将史・徳永留果

<パソドブレの部
>
優勝 中川智宏・毛利桃子
準優勝 奥野貴・高野恵
第3位 箱田翔次郎・田原麻吏可

第4位 鮫口伸一郎・阿部里香子

第5位 松岡佑紀・齋藤ひかる

第6位 長谷川裕紀・綿引ゆり杏

<ジャイブの部
>
優勝 箱田翔次郎・田原麻吏可

準優勝 中川智宏・毛利桃子

第3位 奥野貴・高野恵

第4位 鮫口伸一郎・阿部里香子

第5位 長谷川裕紀・綿引ゆり杏

第6位 小野孝明・小野恵美織

併催競技会の結果は以下の通りです。

■B級戦・プロラテン部門
優勝の須藤陽向・川合真桜子は本競技会がカップルデビュー。初戦での優勝となりました。


優勝 須藤陽向・川合真桜子

準優勝 齊藤清継・池田奈智組

第3位 橋下聡太・大山真莉乃


大会運営委員長の言葉


JDC東部総局主催関東ダンス選手権㏌埼玉は、長年埼玉県の後援を受け優勝者には埼玉県知事賞が贈られてまいりました。
埼玉県との連絡を取りつつ6月の段階では観客数を制限して開催する方向で動いておりましたが、7月以降のコロナウイルス感染者の増加を受け東部総局運営委員会の中で競技部と協議を重ねた結果、感染リスクを極力抑えた開催方法を取りましょうという事で無観客開催に至りました。ご理解いただければと思います。
県の指導を受けて大会を開催する事で公益社団法人として『接触確認アプリCOCOA』・彩の国「新しい生活様式」安心宣言・「埼玉県LINEコロナお知らせシステム」というシステムの周知が出来るという事で意義のある大会になればと思っております。
観戦を楽しみにされていた方々には申し訳なく思いますが、今回は無観客での開催についてご了承願いたいと思います。

(公社)日本ダンス議会JDC東部総局
埼玉県支局長
樋浦宏幸


写真・文/賀曽利奈穂

この記事はTNKS情報発信サイト「TNKSメディア」にも掲載されています。
http://media.tnks.net/blog/competition-report/

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