12月1日（日）浅草台東館において、JDC東部総局の元「浅草ダンスフェスティバル」が開催されました。
2019年最後の競技会であると同時に、令和元年ラストを飾る大会でもあります。
アマチュア戦においても100組弱の選手が出場、ブラインドダンス選手権の出場者は約20組と、年の瀬にも関わらず多くの選手が出場しました。客席も、各選手の応援のお客様で大変賑わっていました。
選手が出場することでお客様を呼び、お客様の応援が選手の善戦を生むということを改めて実感する締めくくりとなりました。
「今日の競技会は強豪揃いで、優勝が本当に嬉しいです。本日の競技中、踊って行くところ、踊って行くところ（フロアサイドから）大きな声援をいただいて、乗って踊ることができました。来年も、皆さんに喜んでいただけるような踊りがしていきたいと心から思います」（佐山選手）
優勝 佐山卓司・宮原ゆかり
２位 寺門駿・佐々木彩香
３位 高柳克久・升本真実
４位 田原健二・上脇友季湖
５位 阿野翔太・高橋美樹
６位 荒木恒彦・尾身まゆみ
ラテン部門の優勝は、2019年8月25日の関東ダンス選手権で中川智宏・毛利桃子組と共にダブル優勝という形でカップルデビューを飾り、その後も順当に戦績を重ねている鈴木勇人・高辻なつみ組が優勝しました。
「僕たちは今年の5月からカップルを結成し、今日初めて浅草のフロアで踊りました。最後の試合を、優勝で終わることができホッとしています。来年も海外・国内共に挑戦を重ねていただきたいです。
実は挑戦といえば、本日はスタンダードもデビューしました。不甲斐なく一発で終わってしまったんですけれども（笑）。細々とスタンダードも頑張りつつ、いろいろなことに挑戦しますので応援よろしくお願い致します」（鈴木選手）
尚、オープンボールルーム優勝のパートナー、宮原ゆかり選手共にラテン優勝の高辻選手お二人ともに大変シャイなようで、優勝インタビューはリーダー各氏のみとなりました。インタビュアーで司会の武田まゆみ先生が、
「ぜひパートナーさんの声も聞きたい！」
と言っていた通り、観客も同様の思いでしたので、ぜひ、次回インタビューはパートナーさんもよろしくお願いします！
優勝 鈴木勇人・高辻なつみ
２位 池冨勇輝・上野景子（中部）
３位 高木隆・高嶋聖美
４位 鮫口伸一郎・阿部里香子
５位 土田純司・藤野恵
６位 松岡佑紀・斎藤ひかる
７位 井上拓也・浅場春佳
本競技会レポートも、JDC東部競技会の最後の開催とともに2019年最後を迎えました。この写真・レポートプロジェクトは東部の選手会が主催し、
「社交ダンスって美しくカッコいいんだ！」
ということを知ってもらいたいという選手本人たちの思いから始まりました。3名のカメラマンが撮影した写真と共に競技会の様子をお伝えし、また有志の選手がパンフレットを作成したり、チケットのWEB販売を始めたり、SNSで写真投稿をきっかけにして直接ファンの方々と日々交流を行ったりしています。
その結果、競技会に足を運び、自身も社交ダンスを始め、競技会に出場するアマチュア選手までちらほら現れるようになりました。新しい選手が出場することでその応援でまた足を運ぶ人が増え、東部の競技会はこの一年だけで以前に比べて賑やかさを増したように感じられます。
もちろん、それを下支えしているのは、以前から選手を長らく応援し続けている従来からの社交ダンス愛好家の皆さんに他なりません。
最後になりますが、競技会の最後に審査員のお一人である福士知左先生の講評をご紹介します。
「今日が2019年最後の競技会でした。（私たちが現役の頃、競技会の度に）リーダーと話し合って目標を持ち、毎々の練習で何をするのかをリーダーと決めて、それに沿って練習していました。
我々審査員は（競技会の度に選手を拝見していますので）顔や動きを見て、この間こんな感じだったな、この選手はここが上手くなったなということを感じて審査しています。目標を決めて次の試合に臨んでいれば、今度はこれに出よう、その際はこうしようということが照準に入ってきます。衣装をこれにしよう、燕尾を新調しよう、ああ、そういえばボタンが取れてたな…などということまで。
（今日の結果に納得いった人も、そうでない人も）気持ちを切り替えて、次に向けて準備していただければと思います。自分たちが一番うまいんだと自信を持った皆さんと、来年もフロアでお会いできることを楽しみにしています！」（福士知左先生）
本プロジェクトにより、踊っている写真を定期的に目にすることで、それが次回への反省や目標になっているという選手のコメントも聞かれるようになりました。愛好家に広報するためだけでなく、本プロジェクトが選手の技術向上にもつながればと願ってやみません。
優勝 阿野翔太・高橋美樹
２位 大地純平・鈴木加奈
３位 荒木恒彦・尾身まゆみ
４位 菊地クリスティアン・クラソフカイア アンナ
５位 加藤透・加藤あい
６位 畠山貴弘・沼田有加里
優勝 池冨勇輝・上野景子（中部）
２位 伊東佑樹・片野翠
３位 井上拓也・浅場春佳
４位 中田賢・杉原瑠衣
５位 田原健二・上脇友季湖
６位 櫻井美規雄・久門瑞季
優勝 中田賢・杉原瑠衣
２位 田原健二・上脇友季湖
３位 栗山覚・鈴木沙知
（写真・文/賀曽利奈穂）
2019年最後の競技会であると同時に、令和元年ラストを飾る大会でもあります。
アマチュア戦においても100組弱の選手が出場、ブラインドダンス選手権の出場者は約20組と、年の瀬にも関わらず多くの選手が出場しました。客席も、各選手の応援のお客様で大変賑わっていました。
選手が出場することでお客様を呼び、お客様の応援が選手の善戦を生むということを改めて実感する締めくくりとなりました。
オープン戦・ボールルーム部門
ベテランの風格を見せ、佐山卓司・宮原ゆかり組が優勝を収めました。
「今日の競技会は強豪揃いで、優勝が本当に嬉しいです。本日の競技中、踊って行くところ、踊って行くところ（フロアサイドから）大きな声援をいただいて、乗って踊ることができました。来年も、皆さんに喜んでいただけるような踊りがしていきたいと心から思います」（佐山選手）
２位 寺門駿・佐々木彩香
３位 高柳克久・升本真実
優勝 佐山卓司・宮原ゆかり
２位 寺門駿・佐々木彩香
３位 高柳克久・升本真実
４位 田原健二・上脇友季湖
５位 阿野翔太・高橋美樹
６位 荒木恒彦・尾身まゆみ
オープン戦・ラテン部門
ラテン部門の優勝は、2019年8月25日の関東ダンス選手権で中川智宏・毛利桃子組と共にダブル優勝という形でカップルデビューを飾り、その後も順当に戦績を重ねている鈴木勇人・高辻なつみ組が優勝しました。
「僕たちは今年の5月からカップルを結成し、今日初めて浅草のフロアで踊りました。最後の試合を、優勝で終わることができホッとしています。来年も海外・国内共に挑戦を重ねていただきたいです。
実は挑戦といえば、本日はスタンダードもデビューしました。不甲斐なく一発で終わってしまったんですけれども（笑）。細々とスタンダードも頑張りつつ、いろいろなことに挑戦しますので応援よろしくお願い致します」（鈴木選手）
尚、オープンボールルーム優勝のパートナー、宮原ゆかり選手共にラテン優勝の高辻選手お二人ともに大変シャイなようで、優勝インタビューはリーダー各氏のみとなりました。インタビュアーで司会の武田まゆみ先生が、
「ぜひパートナーさんの声も聞きたい！」
と言っていた通り、観客も同様の思いでしたので、ぜひ、次回インタビューはパートナーさんもよろしくお願いします！
２位 池冨勇輝・上野景子（中部）
３位 高木隆・高嶋聖美
優勝 鈴木勇人・高辻なつみ
２位 池冨勇輝・上野景子（中部）
３位 高木隆・高嶋聖美
４位 鮫口伸一郎・阿部里香子
５位 土田純司・藤野恵
６位 松岡佑紀・斎藤ひかる
７位 井上拓也・浅場春佳
TNKS写真・競技会レポートプロジェクト無事終了！
本競技会レポートも、JDC東部競技会の最後の開催とともに2019年最後を迎えました。この写真・レポートプロジェクトは東部の選手会が主催し、
「社交ダンスって美しくカッコいいんだ！」
ということを知ってもらいたいという選手本人たちの思いから始まりました。3名のカメラマンが撮影した写真と共に競技会の様子をお伝えし、また有志の選手がパンフレットを作成したり、チケットのWEB販売を始めたり、SNSで写真投稿をきっかけにして直接ファンの方々と日々交流を行ったりしています。
その結果、競技会に足を運び、自身も社交ダンスを始め、競技会に出場するアマチュア選手までちらほら現れるようになりました。新しい選手が出場することでその応援でまた足を運ぶ人が増え、東部の競技会はこの一年だけで以前に比べて賑やかさを増したように感じられます。
もちろん、それを下支えしているのは、以前から選手を長らく応援し続けている従来からの社交ダンス愛好家の皆さんに他なりません。
最後になりますが、競技会の最後に審査員のお一人である福士知左先生の講評をご紹介します。
「今日が2019年最後の競技会でした。（私たちが現役の頃、競技会の度に）リーダーと話し合って目標を持ち、毎々の練習で何をするのかをリーダーと決めて、それに沿って練習していました。
我々審査員は（競技会の度に選手を拝見していますので）顔や動きを見て、この間こんな感じだったな、この選手はここが上手くなったなということを感じて審査しています。目標を決めて次の試合に臨んでいれば、今度はこれに出よう、その際はこうしようということが照準に入ってきます。衣装をこれにしよう、燕尾を新調しよう、ああ、そういえばボタンが取れてたな…などということまで。
（今日の結果に納得いった人も、そうでない人も）気持ちを切り替えて、次に向けて準備していただければと思います。自分たちが一番うまいんだと自信を持った皆さんと、来年もフロアでお会いできることを楽しみにしています！」（福士知左先生）
本プロジェクトにより、踊っている写真を定期的に目にすることで、それが次回への反省や目標になっているという選手のコメントも聞かれるようになりました。愛好家に広報するためだけでなく、本プロジェクトが選手の技術向上にもつながればと願ってやみません。
併催／トゥインクルスターボールルーム部門
優勝 阿野翔太・高橋美樹
２位 大地純平・鈴木加奈
３位 荒木恒彦・尾身まゆみ
４位 菊地クリスティアン・クラソフカイア アンナ
５位 加藤透・加藤あい
６位 畠山貴弘・沼田有加里
併催／トゥインクルスターラテン部門
優勝 池冨勇輝・上野景子（中部）
２位 伊東佑樹・片野翠
３位 井上拓也・浅場春佳
４位 中田賢・杉原瑠衣
５位 田原健二・上脇友季湖
６位 櫻井美規雄・久門瑞季
併催／DN級ラテン部門
優勝 中田賢・杉原瑠衣
２位 田原健二・上脇友季湖
３位 栗山覚・鈴木沙知
（写真・文/賀曽利奈穂）
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