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ニュース<後編>下田藍が振り返る「リアル10DANCE舞踏会vol2.5」

パーティ・イベント 2019/03/21

<後編>下田藍が振り返る「リアル10DANCE舞踏会vol2.5」

3月16日(土)ファーストプレイス東京で開催された「リアル10DANCE舞踏会vol2.5」(ダンスマガジンAUDREY主催)の、下田藍先生によるレポート記事・後編をお届けします。

今回は、当日行なった各プログラムの詳細(後半)についてです。

④メインイベント、「リアル10DANCE」ショー


同性同士での、ショーダンスです。
今回のキャスティングは(敬称略/左右は50音順)、加治屋&東海林、関根&高木、西尾&本池、瀬内&増田のペア。
S公演ではラテン女子フォーメーションもやりました。
これらのショーはダンサーの個性が出るような選曲・演出をしていますが、振付自体は各カップルにお願いしています。
事前に振付を確認した際、高度なバリエーションも入っていたので、フォロー側をやる方は大変なのではと懸念していましたが、最初こそ「このときの手はどこ?」「俺今どっち?」のようなやり取りはあれ、1日練習するとスムーズに踊れるようになっていました。
出演者のダンサーとしての素養が高くて流石だなあと感心しました。
それ以降の練習は、ショーとしての表現を高めていきます。
私からは、「相手の性別関係なく、普段のショーのように、2人で曲を表現して踊って下さい」ということを第1回目のイベントからお伝えしています。
練習を重ねると、男性同士ならではのライン、重量感、独特の色気などが自然と出てくるのがとても興味深いです。
各ペアに、いろんなストーリーを想定して作っていますが、解釈は観ていただいた皆様の想像妄想に委ねたいと思います。











⑤撮影会


イベント出演者をカメラで撮る、特に2.5次元イベントでは恒例のコーナーらしいのですが、通常のダンスイベントではほぼやったことないコーナーです。
私達は2.5次元の俳優さんのような美貌や、コスプレイヤーさんのような華やかなヘア・メイクでもないし、果たして需要があるのか…?
と思っていましたが、予想外に好評を頂いています。
プロとしてダンスのピクチャーポーズやポージングには自信があるので、そこを撮ってもらえて嬉しいです。
しかしこれだけ多くの皆様にカメラを向けられる経験はダンサーと言えどなく、みんな嬉し恥ずかしといった感じで対応しております。
この撮影会で撮っていただいた写真・動画を中心に「#リアル10DANCE舞踏会」というハッシュタグで、参加者の方がたくさんSNSに投稿してくださり、一時Twitterでは、東京の盛り上がっているトレンドとして表示されていたようです。
Twitterが、競技ダンサーの写真で溢れてたということだけでとても嬉しいことです。皆様ありがとうございます。



最後に。


このイベントは漫画『10DANCE』の読者の方(殆どがダンスをやったことがない方)向けに、リアルの競技ダンスを観てもらいたい!
という趣旨でスタートしました。
数千円で日本のトップダンサーの踊りが間近で見られ、ダンサーと交流できる、漫画のダンサーたちの世界に近いところをイメージしていただける、お得なイベントだと自負しております。

最近、BLに興味がない人向けにも、最後のショーを男女に変えてPRイベントをやったら?というご意見も頂きます。
トッププロを呼んだ未経験者向けイベントは過去にいろんな方が企画開催されています(実際ダンスマガジンAUDREYさんでも開催しています)。
でも、残念ながらなかなか満員御礼にはならないようです。
この公演のチケット代(3,000円~5,000円)は、3回公演が満席でやっと成り立つくらいに設定していますので、継続して開催するには、まずはたくさんの方に来ていただくことが必要です。
現状、「トップダンサーが踊るよ」というだけで、ダンス未経験者を400人集めるのは大変だと思っています。
なんらかのプラスアルファの威力やインフルエンサーの力を借りないと、イベントの存在を知ってもらうことが難しいのが現状です。



過去3回、計1000人以上のお客様にご来場いただいた「リアル10DANCE舞踏会」。
漫画『10DANCE』の魅力、井上佐藤先生やトークゲストの先生のファンに支えてもらってこそ開催出来たということを忘れずに、これからもより沢山の方に競技ダンスの魅力を届けられるよう、企画・ダンサーの一員として努めていきたいと思います。

レポート記事執筆/下田藍(JDC東部所属プロダンサー、スタンダードA級、パートナーは西尾浩一)

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